Kimu Taka & Kin-chan's

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プロバイダの規定上、連絡先の表示が必要になったようなので…

かつて、１日１０通を超えるスパムに悩まされた経験から、

メールアドレスを画像データで表示してありますので、恐縮ですが、

ご連絡の際にはアドレスの手入力をお願いいたします。

こんな山家へよう来られた

我が家の庭は大昔からの猫路らしく、↑のイラスト中のリンクのほかにも
とにかく、い～～～っぱい猫が通過します

そのほかの猫たち　くまこ　じゃいあん　いりこ　となりのトト

猫屋敷之圖

こう見えても、武蔵の国の荏原郡に住まっておったころは

女房は旅絵師での

わしは公事師をやっとって

「肩書きだけはトレンディ・ドラマ」などと言われたものじゃよ

おい、ばぁさんやぁ

何ですか？おじいさん

あのころわしらが戯作した書物はどこにおいたかの

ほれ、そこにありますよ

そういえば、先年…

江戸の旭屋とかいう瓦版屋の手代をしておるとかいうご仁が

「押沈鰭」とかいう南蛮渡りの乗り物が壊れたとかで

一夜の宿を乞われたことがあってのぉ

そのご仁が、先ごろまたこの庵の戸をたたかれたのじゃ

今度は「亜簾遁痲沈」とかいうのに乗っておられたが

ちょうど、近在の者どもと酒盛りをしておる最中で

それがよほど街場のお方にはめずらしかったとみえて

江戸にもどられてからその顛末を風流本にしたところ

たいそう評判になったそうじゃ

江戸に出た近くの里の木地屋が届けてくれたのが

あそこにある

まぁ、ここはこんなところじゃが

まだ普請中じゃが、裏の蔵屋敷に、街場のお方にも

よい暇つぶしになるかもしれん物が置いてある

あえてとは言わんが、ちょいと

そちらを覗かれるのもよろしかろう

まぁ、こんな鄙では何のみやげもないが

そういえば

ここに

女房が昔描いた天竺の北にあるブータン国の絵がある

(Caution 200K bytes UP)

　少し嵩張るが、気が向けば持って帰られればよろしかろう

そうじゃ、その先に、わしらの出作り小屋がある

せっかくここまでこられたのじゃから

寄っていかれてはいかがかな

小屋に

それともそろそろ都に戻られるか

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